Record China 2012年10月2日(火) 17時25分
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1日、野田第3次改造内閣が発足した。この大幅な人事改造でも最も注目されているのは、田中眞紀子新文科相だろう。中国メディアではこの人事を「対中外交の切り札」と認識しているようだ。写真はこの記事を取り上げた“中国版ツイッター”の投稿。
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2012年10月1日、野田第3次改造内閣が発足し、18人中10人が新たな閣僚として入閣した。
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この大幅な人事改造でも最も注目されているのは、田中眞紀子新文科相だろう。日中国交正常化を実現した田中角栄元首相の娘であり、自身も元外務相である。中国メディアではこの人事を「対中外交の切り札」と認識しているようだ。加えて、前原誠司国家戦略・経済財政担当相にも中国の注視が集まっている。先月29日、中国による史実の歪曲(わいきょく)を指摘し、中国外交部に「日本には歴史を正視せず、歴史から逃避しようする政治家がいる」と反駁されたばかりだ。中国一般からの代表的な意見を“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトから拾った。
「野田内閣は日本史上最悪の内閣って言われているらしいよ」
「もう日本は燃えさかる火の中だね。まもなくおしまいだっていうのに、内閣改造する意味はある?」
「田中眞紀子入閣で日中関係が落ち着いてくれるといいけど」
「田中角栄の娘か…野田豚彦内閣にも急に興味が湧いてきたな」
「前原が国家戦略大臣?これ以上の右傾化はありえないくらい右傾化だな」
「10年ぶりの田中氏入閣。父親に似て言動がはっきりしているし、中国にも友好的だ。野田総理の決定(=田中眞紀子の文科相任命)は賢明だろう。文化や科学の面で交流が続けば、日中友好にも希望が持てるからだ」
「気持ちは複雑だな…文科省は再び教科書改訂を行うだろうか?それでも、テレビの中の彼女(=田中眞紀子)はやはり勢いがあって魅力的」
「親中派の田中氏入閣といっても、日中関係にとってはせいぜい対話の窓口が増えた程度のことだね。原則的な問題解決には、対話というのは単なる通り道のひとつに過ぎない。それよりも、強硬派の前原氏が再入閣したことが日本の政治局面には影響が大きいだろう。いずれにしても、今回の内閣改造が日中関係に効果的な影響力があるとは思えない」
「野田改造内閣には親米派も親中派もいるようだ。日本経済の低迷と、自らの失政が招いたアジア太平洋地区の緊張を挽回するためだろうな。しかしながら、野田総理の政治生命の終幕を飾る結末はやはり悲惨なものになるだろう」
「野田内閣は10月いっぱいもたないよ、将来はやはり安倍さん次第だね」(翻訳・編集/愛玉)
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