2018年10月9日、騰訊体育は、「日本を征服」と題し、中国の少年サッカーチームが日本の大会で優勝したことを報じた。

【その他の写真】

記事は、今月1日からの国慶節連休中、中国の交易サッカー公益プロジェクト「中国足球小将」のU9（9歳以下）チームが日本遠征を行い、日本の少年クラブと交流試合を行ったことを紹介した。

記事によると、まず神戸で老舗クラブのFCフレスカと対戦し19‐0で大勝。その翌日にはヴィッセル神戸U10に4‐2で勝利し、さらに6日には奈良に移動してジュエルスFCと雨の中で戦い4‐0と勝利したとのことだ。

数試合の練習試合を経た「中国足球小将」は、奈良で開かれた関西ジュニア選手権U9大会に出場。グループリーグを全勝で勝ち上がった。準々決勝でも9‐0で圧勝し、準決勝も3‐0で勝利。そして決勝は練習試合で9‐1と圧勝した新田南と再び対戦し、10‐1で大勝して優勝を果たしたという。

記事は大会の結果と合わせて、日本のサッカー環境についても言及し、「今回の日本遠征では、日本におけるサッカーの非常に濃いムードも感じた。レベルの差こそあれ、一つの地方での大会でU9クラブが32チームも集まることからは、日本の親が喜んでわが子を小さいころからサッカーという競技に触れさせることがうかがえる。思想においても行動においても、中国社会のサッカーに対する雰囲気をつくっていくには長い時間がかかる。日本サッカーのモデルは参考になるかもしれない」などと評している。（翻訳・編集/川尻）