外国人とのトラブル、日本人の4割が我慢―華字紙

Record China    2018年10月11日(木) 8時10分

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10日、華字紙・日本新華僑報は、「外国人とのトラブルに遭遇した時、日本人の4割が怒りをこらえてじっと我慢する」とする記事を掲載した。写真は日本の電車内。

2018年10月10日、華字紙・日本新華僑報は、「外国人とのトラブルに遭遇した時、日本人の4割が怒りをこらえてじっと我慢する」とする記事を掲載した。

記事は、「訪日外国人と在日外国人労働者が増える中、文化や習慣などの違いから、外国人との間でトラブルが発生する日本人は少なくないようだ」とした上で、日本メディアの報道を引用し、日本法規情報が1日発表した「外国人トラブルに関するアンケート調査」結果について紹介した。

それによると、日本人685人に日本で生活する外国人が増えていることについて印象を尋ねたところ、「良いことだと思う」が13%、「何も思わない、わからない」が17%、「抵抗はない」が37%と、7割近い人が理解を示した一方で、「違和感を覚える」という人も33%いたという。

これまでに外国人との間で何らかのトラブルを経験したことがある人は16%で、トラブルへの対処方法を聞いたところ、「直接注意した、または抗議した」が39%だった一方で、「どうにもならずに諦めた」が25%、「関わらないようにした」が15%と、4割の人は問題の解決を諦めていることもわかった。ほかには「警察に通報した」が9%、「民間企業や関係者に相談した」が5%だったという。

記事は、「日本がますます良い国になるためには、相違を認め、多様性のある社会を構築することが欠かせない。在日外国人も、住んでいる国の生活習慣や考え方などを尊重し、外国人も日本人も『怒りをこらえてじっと我慢する』ことのない社会を共同で作り上げるべきだ」と主張した。(翻訳・編集/柳川)

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