<尖閣問題>在英中国大使、「尖閣諸島は中国固有の領土」と英紙に寄稿―中国メディア

Record China    2012年10月5日(金) 18時30分

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3日、在英中国大使の劉暁明氏は、英紙に「歴史を覆すことはできない」と題した署名入り記事を投稿。「尖閣諸島は中国固有の領土」という中国の主張を展開した。

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2012年10月3日、在英中国大使・劉暁明(リウ・シャオミン)氏は、英紙デイリー・テレグラフに「歴史を覆すことはできない」と題した署名入り記事を投稿した。4日付で中国新聞社が伝えた。

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劉大使は「尖閣諸島が中国のものであることは強固な事実。中国の神聖な領土であることは、歴史的にも法的にも根拠がある」と主張。その根拠として、「満州、台湾および澎湖諸島のごとく、日本国が清国より盗取したる一切の地域を中華民国に返還する」とする1943年のカイロ宣言と、そのカイロ宣言の実行を求めた1945年のポツダム宣言を日本が受諾し、降伏文書に調印した事実を挙げた。

さらに「今年は中日国交正常化40周年という喜ばしい年であり、中日両国で600近くもの交流イベントが企画されていた。しかし、日本の尖閣諸島国有化がこれらすべてをぶち壊してしまい、とても祝える雰囲気ではなくなってしまった」と日本側を非難。日本政府に対しては「歴史を尊重し、責任ある態度で状況を判断して、真摯に反省すること」を強く求め、勇気をもって政治的決断を下し、中国の領土主権を侵害する一切の行為をただちに止めるよう訴えた。(翻訳・編集/本郷)

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