大型連休は「鹿の生き血」をどうぞ!「長生きする」と市民が行列―江蘇省南京市

Record China    2012年10月6日(土) 9時45分

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3日、中国江蘇省南京市の郊外で、国慶節(建国記念日)の連休中に体を元気にしようと「鹿の生き血」を飲みに来た人たちが長い行列をつくっていた。写真は09年5月、浙江省海寧市の養鹿場で鹿茸(ろくじょう)を採る様子を見守る観光客。

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2012年10月3日、中国江蘇省南京市の郊外で、国慶節(建国記念日)の連休中に体を元気にしようと「鹿の生き血」を飲みに来た人たちが長い行列をつくっていた。4日付で地元のニュースサイト・龍虎網が伝えた。

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南京市郊外の江寧区にある養鹿場はこの日、朝早くから大勢の老若男女であふれていた。オーナーの楊(ヤン)さんは10数年前、南京市内の大企業を退職し、家財道具一式を売り払って妻と共にこの地で鹿の飼育を始めた。「鹿茸(ろくじょう)から血、肉まで、鹿は全身が売り物になります。牛や羊より稼げるんですよ」と楊さん。連休ともなると鹿の生き血を飲みにやってくる人で連日にぎわうという。

午前9時(現地時間)、左手にのこぎり、右手に鹿の血と混ぜて飲むための「白酒」を持った楊さんが現れた。楊さんが小屋に入ると、鹿たちは何かを察したのか、何が何でもつかまるまいと逃げ回る。楊さんはその中の1頭をめがけて吹き矢で麻酔針を吹く。麻酔を打たれた鹿はまもなく意識を失い、その場に倒れた。

数人がかりで鹿の足を束ねると、楊さんが早速のこぎりで鹿の角を切り始めた。切り落とした角が客に手渡されると、客は角の中の血をくいっと飲む。続いて、母鹿の頚動脈を切ると、流れ出る鮮血をコップに注いだ。女性客が口の周りを赤く染めながら一気に飲み干す。怖がる記者に客の1人がこう叫んだ。「何を怖がっている!鹿の血を飲むと長生きするんだ!」。(翻訳・編集/NN)

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