台湾は中国との握手を期待している―台湾の野党・民進党主席

Record China    2012年10月7日(日) 0時22分

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5日、台湾の野党・民主進歩党(民進党)の有力者・謝長廷氏が、民進党の幹部としてはこれまでで最高位の人物として中国を訪問したことに関し、同党の蘇貞昌主席は「台湾の固く握りしめられていた拳はすでに開いており、中国と握手することを期待している」と語った。

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2012年10月5日、台湾の野党・民主進歩党(民進党)の有力者・謝長廷(しゃ・ちょうてい)氏が、民進党の幹部としてはこれまでで最高位の人物として中国を訪問したことに関し、同党の蘇貞昌(そ・ていしょう)主席は「台湾の固く握りしめられていた拳はすでに開いており、中国と握手することを期待している」と語った。環球時報が伝えた。

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蘇主席は、謝氏の中国訪問についてメディアから質問を受け、中国と台湾がお互いに影響し合うことは避けられないと語った上で、「中国はこれまで、民進党関係者が中国を訪問することに対し多くの条件を付けてきており、今回の謝氏の訪問も簡単ではなかった」とし、「謝氏の今回の訪中は、イベントへの参加などプライベートな行動であるものの、民進党の中国に対する積極的で、自信を持った一面を示している」と主張した。

さらに、「戦争と平和は紙一重であり、尊厳と幸福は人々が最も望んでいるものである。台湾の固く握りしめられていた拳はすでに開いており、中国と握手することを期待しているが、握手するためには両者が拳を開かなければならない。一方が拳を開いたとしても、もう一方が固く握ったままならば、握手のしようがない」と話した。

民進党はこれまで、馬英九(ば・えいきゅう)政権の中国寄りの政策を批判してきた経緯があり、謝氏の訪中(アモイ市、北京市などを訪問の予定)期間中の、中国政府有力者との接触の有無などが注目されている。(翻訳・編集/HA)

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