Record China 2012年10月8日(月) 13時47分
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6日、国慶節の大型連休を利用して多くの中国人が国内外の旅行に出かけたが、彼らが各観光地に残してきたのは「莫大な量のごみと中国人に対する悪いイメージ」だった。写真は万里の長城にあふれる大量の観光客と残されたごみ。
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2012年10月6日、国慶節(建国記念日)の大型連休を利用して、多くの中国人が国内旅行や海外旅行へと出かけたが、中国人観光客のマナーの悪さが国内外の観光地で批判の的になっている。新華社が伝えた。
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大声で話し、平気で列に割り込む。ごみはポイ捨てで、あたりかまわず大小便。ケンカではすぐに手が出て、買い物はできるが文化は理解できない。これが中国人観光客だ。北京市市政市容管理委員会の統計では、国慶節当日の10月1日だけで、天安門広場から回収されたごみは7900kgを上回った。海南省三亜市環境衛生部門によると、中秋節(9月30日)の翌日に、海岸線3kmにわたって月見客の残したごみ約50トンが回収された。
中国国家観光局が今年初めに発表した「海外旅行でよく見かける10大マナー違反」では、「トイレで水を流さない」「行列に割り込む」「宗教的場所でふざける」「無理やり外国人と一緒に記念撮影する」などが挙げられている。こうした中国人観光客のマナーの悪さはすでに海外でも問題になっており、今年3月に米調査機関が16カ国5600人を対象に行ったオンライン調査では、「最悪な観光客ランキング」で中国人が2位に。また、中国人について「高価なブランド品を買いあさるのに、トイレットペーパーやテーブルナプキン、ナイフやフォークを無断で持ち帰るのが好きで、チップを支払おうとしない」と思っていることも明らかになった。
あるネットユーザーは「かつて貧しかったころ、中国人はお金がないのを理由に『小さいことにこだわっていられない』と言っていた。では、なぜ豊かになったら今度はお金の力を借りて『何も見えないふり』をするのか?」と、中国人の傍若無人さを嘆いている。中国人観光客の消費力は世界から歓迎されているが、彼らが世界に与える中国人のイメージは悪いものばかり。これは1人1人の資質やモラルの低さが原因だ。中国人観光客が民間外交官としての役割を果たし、中国のイメージアップに貢献できるようになるには個人の努力が当然必要だが、旅行社が事前説明会を開いてツアー客のマナーの向上を図ることも重要だ。(翻訳・編集/本郷)
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