2018年10月15日、環球網は、韓国人観光客の「非文明的な行動」が現地の日本人の怒りを買っていると伝えた。

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韓国・アジア経済は14日付の記事で、日本の長崎県対馬が近年、韓国人に人気の観光地となっていることを紹介。ボートで1時間余りというアクセスの良さから、昨年は釜山から対馬を訪れた韓国人は延べ74万人に上り、2014年比で9割以上増加した。今年も8月の時点で54万5000人が訪れており、年間で80万人を突破する勢いだという。一方で、韓国人観光客が多過ぎることで、現地の住民から不満の声が上がっているようだ。

記事は、「対馬はもともと高齢者が占める割合が高い静かな島だが、韓国人観光客が所構わず大声で騒ぐことで、現地住民の日常生活に影響を及ぼしており、双方に摩擦が生じている」と紹介した。有名な観光地では、韓国語で静かに見学するよう促す注意書きが散見される。ある住民は「韓国人観光客はごみをポイ捨てする。迎えのバスが到着していなくても道路に出て待っているので交通の妨げになっている」と話しているといい、以前には、酒を飲んで大騒ぎした韓国人客と地元住民が言い争いになるという騒動も起きているという。

記事は「問題は過去にも起きている」とし、昨年11月、韓国人の男女が福岡タワーでガイドの忠告を無視して落書きをしたことや、16年8月に奈良県の東大寺で韓国語の落書きが見つかったことなどを紹介。中国の万里の長城にも、韓国語の落書きが少なくないという。

環球網によると、アジア経済の記事の下には韓国のネットユーザーから3200件余りのコメントが寄せられており、「痰を吐くのも韓国人の悪習だけど、多くの人は気付いていない」「韓国メディアは中国人観光客を民度が低いと笑いものにしているが、韓国人は反省しないといけない」「なぜ大声で騒ぐ必要があるのか。公共の場所でも、電話するだけなのに大声で話している人が少なくない」といった声が並んでいるという。（翻訳・編集/北田）