中国の拒否で世界のごみはどこへ―中国メディア

Record China    2018年10月16日(火) 16時10分

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14日、観察者網によると、中国が海外からのごみ輸入を禁止したことを受け、今後はタイ、ベトナムなど東南アジア諸国が受け入れ先になる見通しだ。資料写真。

2018年10月14日、観察者網によると、中国が海外からのごみ輸入を禁止したことを受け、今後はタイ、ベトナムなど東南アジア諸国が受け入れ先になる見通しだ。しかし、タイは21年に外国からのプラスチックごみ受け入れ中止を発表しており、代替国探しは難航しそうだ。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、タイ政府関係者はプラスチックごみ受け入れ禁止までの「具体的な日程は決まっておらず、今後2年かけて詳細を詰めている方針だ」と説明した。

中国は現在、キーボードやディスプレイ、電気コードなどさまざまなプラスチックごみの世界最大の輸入国となっている。16年には約730トン、世界全体の56%のプラスチックごみを受け入れた。しかし、中国政府は今年1月1日、受け入れ禁止を発表。日本や米国などのプラスチックごみは、タイ、ベトナム、マレーシアなど東南アジア諸国へ回される事態となっている。

ところがベトナムは7月、紙やプラスチック、金属などの廃棄物の輸入を禁止。マレーシアも同月、プラスチックごみ輸入許可を得ていた企業や工場114社に対する許可を取り消した。(編集・翻訳/大宮)

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