連休中もネットショッピング、11年は9.6兆円、12年は14.8兆円の予想―中国

Record China    2012年10月10日(水) 7時39分

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8日、中国の11年のネットショッピングの取扱高が前年比67.8%増の7735億6000万元(約9兆6695億円)に上り、社会消費財の小売総額の4.3%を占めた。写真は国慶節連休前に四川省の運送会社に山積みされた荷物。

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2012年10月8日、インターネット関連のリサーチ企業・艾瑞諮詢集団(アイリサーチ)によると、中国の11年のネットショッピングの取扱高が前年比67.8%増の7735億6000万元(約9兆6695億円)に上り、社会消費財の小売総額の4.3%を占めた。中国紙・羊城晩報が伝えた。

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ネットショッピングの取扱高は今年も大きく伸びており、中秋節国慶節(建国記念日)の大型連休期間(9月30日〜10月7日)中も、各サイトで盛り上がりを見せている。中国の代表的なB2Cサイト・京東商城によると、連休期間中に冷蔵庫や洗濯機などの家電製品の売上高が急増し、前週比150%増となった商品もあった。中国インターネット情報センター(CNNIC)は、家電製品に対する品質保証やアフターサービスが充実したことによって、消費者が大型家電製品をネットショッピングで購入する傾向が強くなっていると分析している。

また、人々にとって今や切っても切れないツールである携帯電話の料金補填(ほてん)カードは、ネットショッピングで最も取引されている商品の一つとなっている。携帯電話の利用に関してはこれまで、旅行期間中などの料金補填がネックだったが(訳者注:中国では口座引き落としよりもショップや補填カードでの随時補填が主流)、ネットショッピングがこの問題を解決。大型連休期間中のネットショッピングを利用した料金補填カードの売上高は前週比約20%増となった。

こうした状況などから、アイリサーチは中国の今年のネットショッピングの取扱高は前年比53%増の1兆1840億元(約14兆8000億円)となり、社会消費財の小売総額の5.3%を占めると予想している。(翻訳・編集/HA)

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