Record China 2018年10月16日(火) 10時50分
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中国メディアの新浪網は15日、中国が世界最先端の超音速風洞「FL―62」を建設すると紹介した。次世代戦闘機「火龍」の開発が目的という。
中国メディアの新浪網は15日、中国が世界最先端の超音速風洞「FL―62」を建設したと紹介した。次世代戦闘機「火龍」の開発が目的という。
FL―62は連続式超音速風洞で、風洞部分体積は1万7000立方メートルで重量は6000トン。建設場所は遼寧省瀋陽市郊外で、中国航空工業集団が手掛けたとされる。
記事は冒頭部分で、世界の戦闘機は、米国がF―22を開発したことで第5世代時代に突入したと紹介。中国については「わが方もぴったりと追随し、世界のステルス戦闘機分野で重要な地位を占めるようになった。殲20(J―20)は米国のF―22、ロシアのSu―35を肩を並べる」と紹介した。
さらに、米国は一貫して第6世代戦闘機すなわち次世代戦闘機を極めて重視しており、すでに開発作業に入ったと説明。その上で「しかしながら、中国の目を引くスピードはだれとっても歴然。風洞FL―62はすでに完成した。この点において、中国はすなわち世界の先頭を走っている」と主張した。
記事は再び、米国の次世代戦闘機について「目標は最高速度がマッハ5で、航続時間は50時間、作戦半径は1万キロメートル」と紹介し、2030年の戦力化を予定していると論じた。
自国が開発する戦闘機については「コードネームは『火龍』。操縦システム、ヘッドマウントディスプレイによる目標指示システム、武器制御システム、レーダー照準システムに至るまで、すべてを最も優秀なものにして、『火龍』は最大の戦闘力を発揮できる」と主張し、「近年来の中国の軍備力の発展の速度は、だれもが目を見張るものだ。各分野で突破と超越を実現している。第6世代戦闘機の分野でも、中国は再び突破をなしとげると信じる」などと論じた。(翻訳・編集/如月隼人)
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