2018年10月16日、観察者網は外国人旅行者による数々のマナー違反を紹介する記事を掲載した。「韓国人観光客の『非文明的な行動』が日本人の怒りを買った」問題に関連させた報道だ。

韓国人客の行動に不満の声が上がっているのは長崎県対馬。中国では15日、「ごみのポイ捨てや所構わず大声で騒ぐことなどが現地住民の生活に影響を及ぼしている」との問題が報じられた。

記事はその内容に触れた上で、中国人観光客のマナー違反もたびたび非難を浴びていると指摘。「確かに一部中国人の非文明的行動は国に恥をかかせている。海外旅行に行く人が増え、好ましくない習慣が旅の途中でうっかり出てしまい、それがメディアに大々的に取り上げられることもある」と身内の非を認める一方、「外国人の民度が中国人より高いとは限らない」と外国人も公共の場で多くの仰天行動を取っていることを伝えた。

「海外旅行といえば飛行機」とする記事が焦点をあてたのは旅客機内でのマナー違反だ。掲載写真には足を投げ出す旅行者や通路でオムツ交換をする女性、上半身裸で通路を歩く男性の姿などが捉えられている。さらにごみだらけの座席、落書きされたテーブルやシールのベタ貼りなども紹介されており、同メディアは「外国が中国より優れているとは限らないのだ」との言葉で記事を締めくくっている。（翻訳・編集/野谷）