<中華ボイス>製造業の黄金時代去る、温州市60%の企業が倒産の危機―ネットユーザー

Record China    2012年10月16日(火) 17時20分

拡大

7日、中国のネットユーザーは中国の製造業について、「今朝、私が親しくしている浙江省温州市の靴製造会社の社長が破産し、会社も倒産した。一部では、同市の製造業全体の60%の企業が倒産の危機にひんしていると言われている」と述べた。写真は山東省の絨毯製造企業。

(1 / 4 枚)

中国の製造業は、労働コストや地価の上昇により成長が低迷している。特に輸出に依存したローテクの製造業は存続が困難となっている。問題は労働コストや地価だけでなく、2011年8月の米金融情報サイト・ブルームバーグの報道によると、国連の推計では、中国の玩具や電子工場の主力人員である15〜24歳の若者は、15年後までに6200万人減少し、2025年には1億6400万人になるという。労働力も減少が予測される中で、中国の製造業は産業のモデルチェンジが必要だと指摘されている。

その他の写真

2012年10月7日、中国のネットユーザーは「今朝、私が親しくしている浙江省温州市の靴製造会社の社長が破産し、会社も倒産した。会社を設立してから実に20年余りがたち、会社の年間生産量は5億元(約62億円)の規模があり、資産も1億元(約12億円)を超えていた。そんな彼の会社もここ数年は業績が悪く、存続の危機にひんしていた。明日には正式に破産申告し、工場や車、家を売って借金を返すという。一部の人たちは、温州市の製造業全体の60%の企業が倒産の危機にひんしていると言うが、身近な人間に破産や倒産する人が出ると、あながちこの話も言い過ぎではないと信じてしまう」と同市製造業の不況について意見を述べた。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携