<中華ボイス>「村上春樹は尊敬に値する」受賞逃してなお支持の声絶えず―中国ネットユーザー

Record China    2012年10月12日(金) 18時40分

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11日、中国人作家の莫言氏がノーベル文学賞を受賞した。受賞を逃した村上春樹氏だが、中国のネットでは彼を支持する声が多く見られた。写真は中国で販売されている村上氏の著書。

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2012年10月11日、2012年ノーベル文学賞の受賞者が発表され、莫言(モー・イエン)氏が中国人初の受賞となった。受賞者の有力候補に名が挙がるも受賞を逃した村上春樹氏だが、中国のネットでは村上氏の受賞がかなわなかったことに対して残念だと語るユーザーや、受賞に関係なく村上氏を支持し続けるとの意見を掲載するする人が少なくなかった。

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11日、中国のネットユーザーは「今年のノーベル文学賞は中国人作家の莫言氏が受賞した。日本の村上春樹氏は受賞こそ逃したが、尊敬に値する作家である。そんな村上氏はかつてこんな名言を残している。『高く、固い壁とそれにぶつかると割れてしまう卵があれば、私はいつも卵の側に立つ』『私たちはそれぞれが多かれ少なかれ、卵です。壊れやすい殻の中に包まれたたった一つのかけがえのない魂です』『程度の差こそあれ、高く固い壁に直面しています。壁には名前があります。“システム”です』『私が小説を書く理由は一つだけです。個人の魂の尊厳を浮かび上がらせ、それに光を当てることです』」と村上氏のエルサレム賞授賞式でのスピーチを抜粋して紹介した。(翻訳・編集/内山)

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