Record China 2018年10月20日(土) 15時43分
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20日、新華網は、中国の飛行艇AG600が離着水テストに成功したと伝えた。
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2018年10月20日、新華網は、中国の飛行艇AG600が離着水テストに成功したと伝えた。
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記事によると、中国が「自主設計した」飛行艇AG200が20日、湖北省荊門市で水上からの飛行テストを行い、見事成功したという。記事は「離水、着水性能を検証した。水面の抵抗や絶えず変化する天気など、水上からの飛行はリスクも難易度も高かった」と紹介した。
記事は、「AG600は、中国が初めて自主開発した大型の特殊用途民用機で、その積載重量は大きく、航続距離も航続時間も長いのが特徴だ。陸上から離着陸できるだけなく、水上からも離着水でき、水源と火災現場との間を何度も往復して水を投下し消火できる」と伝えた。
また、「AG600は速く、高く飛べるだけでなく、ゆっくり飛ぶ能力も備えている。ゆっくり飛ぶことで消火活動をよりよく行える」と紹介。「AG600飛行艇は、Y20、C919と並ぶ中国大型飛行機三剣客だ」と伝えた。
さらに「AG600は、1度に12トンの水を20秒でくむことができ、複雑な気象条件でも救援活動を行える。波高2メートルでも離着水が可能で、1度に50人の海上遭難者を救助できる」と紹介した。
AG600を製造した中航工業集団によると、「AG600は自主制作を堅持しており、国内の供給会社からの部品調達を主とし、5万個以上ある構造及びシステム部品のうち98%は国内の供給企業からのもので、飛行艇全体の95%以上が国産品だ」という。(翻訳・編集/山中)
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