2012年10月15日、台湾の人気アーティストのワン・リーホン（王力宏）が、ミニブログで日本メーカーの新製品を紹介。尖閣問題に関連して中国のネットユーザーから罵声を浴びている。網易娯楽網が伝えた。

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ワン・リーホンのミニブログに14日、イメキャラに起用されているニコン社の最新版ポスター写真が登場。「新製品だよ。これで僕のカメラの腕も上がりそう」とメッセージを添えたリーホンに対し、尖閣問題に関連して反日感情に燃えるネットユーザーが即反応。「こんな時期に日本メーカー？バカにされたいのか」「地雷を踏んだ、あとは死ぬだけ」「失望させられた」など、批判や過激な罵声が殺到した。

これに対し、「問題を混同させるな」とリーホンのファンも反撃。メッセージ欄の投稿数は一気に2万件を超える騒ぎになった。多くのファンの言い分は、リーホンは生まれも育ちも米国で、国籍も中国ではないため、日中間の問題に引っ張り込むなというものだ。また、「これが今の中国だ」とネットユーザーの過剰な反応に、やるせない思いを傾ける人もいる。

リーホンから、今回の騒動について説明や回答は一切なし。リーホンの個人事務所・宏声音楽有限公司の代表者は、「ファンとのコミュニケーションの場を、争いの舞台にしたくない。問題の写真は削除するしかない」と話している。（翻訳・編集/Mathilda）