2012年10月14日、新華網によると、江蘇省蘇州市の金鶏湖公園に裸婦をモチーフにした1人がけのベンチが設置されたところ、「女性を冒涜している」「下品で景観を損なっている」などの意見が出て論争の的となっている。

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公園は、先ごろ「まるでステテコに見える」と話題となった建設中の東方之門ビルからほど近い場所にある。女性が座って両手を広げたような格好に見えるこのベンチは、湖畔に沿って6台設置された。

あるネットユーザーがこのベンチの写真をミニブログ「微博」に掲載したところ、多くの人がベンチについて「一見芸術作品のようにも見えるが、実際は下品で低俗だ」と指摘が噴出。市民からも「見たことはあるが、座ったことはないし、とても座る気になれない。誰かが座っているのも見たことがない」と不評を買っている。

公園側はこの裸婦をモチーフにしたベンチは「人が座って休むためのものではなく、芸術作品として設置した」とするが、「誤解を招くのを防ぐため、すでに移設した」ことを明らかにしている。（翻訳・編集/岡田）