西安のお針子さん、なぜかみんな四川の出身―陜西省西安市

Record China    2007年3月18日(日) 9時9分

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西安市内の街角に集まる「服のお直し」のお針子さんたち。80%が四川省南充市の出身。

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西安市内の街角に集まる「服のお直し」のお針子さんたち。80%が四川省南充市の出身。もともとはたった一人の女性から始まった。

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朝の9時、西安市内の街角に服の修理を請け負うお針子さんたちが集まってくる。ここで交わされている言葉はなぜか四川省の言葉。毎日60人ほどが集まってくるが、80%が四川省南充市の出身だという。四川省の人たちは手先が器用だから?

話は1981年にさかのぼる。四川省からやってきた曹(ツァオ)という女性はもともと靴の修理人だった。街角に出て客を待つが、商売は思わしくない。ある日のこと、地方から出張してきた役人とおぼしき男性が彼女のところへやってきて、破れたズボンの修理をお願いできないかと尋ねた。手際よく修理し、喜ばれたことから、「服のお直し」という新ビジネスがひらめいた。その後、曹さんが田舎から親戚を呼び寄せると、母が娘を、姉が妹を、妹が兄嫁を…と次々にやってきて、年々数が膨らんでいったのだそうだ。

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