汚職高官、平均8.5年で摘発―中国

Record China    2012年10月19日(金) 11時11分

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17日、深セン大学の大学院生が03〜11年に失脚した72人の省クラス高官をサンプルとして調査研究を行った。平均8.5年で摘発されているという。写真は汚職で失脚した元上海市トップの陳良宇。

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2012年10月17日、深セン晩報によると、深セン大学の現代中国政治研究所に在籍している大学院生が03年から11年6月までに失脚した72人の省クラス高官をサンプルとして調査研究を行った。

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専門誌「当代中国政治研究報告」に掲載された論文によれば、省クラスの高官は汚職できる期間が比較的長く、汚職が発覚するまでの期間は平均8年6カ月。最も長く露見しなかった例は中央政治局委員で元上海市トップの陳良宇(チェン・リアンユー)の18年、最も短かったのは山西省委員会副書記だった侯伍傑(ホウ・ウージエ)の2カ月。

汚職をしている間に重要なポストに抜てきされることが多いことも明らかになった。少数の例外を除くと、汚職中に80%が昇進している。最も汚職の多い年齢層は56〜62歳。72人のうち、60人が金銭のやりとりを行い、31人が公職の売買に手を染めていたほか、22人が愛人を囲うなど道徳面での腐敗があったことが明らかになった。(翻訳・編集/岡田)

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