2012年10月17日、自民党の安倍晋三総裁が秋の例大祭にあわせて靖国神社を参拝した。

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次期首相とも目されている安倍総裁が、中国が軍国主義の象徴と認識する靖国神社を参拝したことで、中国国営・新華社通信は「日本のさらなる右傾化」と批判している。翌18日には超党派による「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」も靖国神社を参拝。現政権の野田内閣からも閣僚ら4人が同行した。反日感情が高まっているこの時期、この動きを中国一般はどう受け止めているのだろうか？“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトで探った。

「靖国参拝、これは中国への宣戦布告」

「安倍が靖国参拝か。北京（＝中国政府）は大口開けて罵るだろうし、米国は悩ましいだろうね」

「日本は第三次世界大戦への扉を開けるのか？安倍総裁がまた東条英機を詣でたが」

「今回の参拝は党内保守派の支持を取り付けるためとの見方があるが、別の角度から見れば、日中関係の未来はたやすくはないということでもある。とくに尖閣問題においては、安倍は元野田政権の強硬姿勢を踏襲するだろう」

「首相に返り咲くために、日中問題には強硬姿勢をとり、米国を丸め込んで、党内では保守勢力をとりこむ。首相就任後はそのはちゃめちゃな事態の収拾をしなければならない。何を考えているんだろう？」

「白い参拝に黒い魂。歴史的反省を拒む国は、歴史の悲劇を繰り返すだろう」

「歴史はいつまで隠ぺいされ続けるんだろう。この重荷を下ろして前進したいものだ」

「安倍氏が首相に就任した時、中国メディアは一斉に『安倍首相は親中派、日中関係の進歩に期待』と伝えたものだ。甘ちゃんだったな…」

「首相在任時となんたる違い！安倍首相が誕生した当時、これで日中関係も大丈夫と安どしたものだ。就任後初の外遊先も中国だったと記憶している。今はどうしてここまで政治的立場を違えたんだ？理由は？」

「安倍総裁の靖国参拝に怒りを感じている人がいるが、米国人はどう思っているのだろうか？戦時中、日本軍の犠牲になった米国人もいるだろうに。歴史は忘れてはならないが、そこから抜け出せないのは自分自身の問題だということだ！」

「野田政権の存続を望む、なぜなら安倍が反中だから。オバマ政権の存続も望む、なぜならロムニーも反中だから」(翻訳・編集/愛玉)