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18日、中国海軍の東海艦隊が東シナ海で19日に中国農業部(省)、国家海洋局と合同で演習を行う、と中国国営メディアが報じた。尖閣問題で対立する日本への示威行動とみられる。写真は9月、水雷除去演習を実施した東海艦隊。
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2012年10月18日、中国国営の新華社通信(電子版)は、中国海軍の東海艦隊が東シナ海で19日に中国農業部(省)、国家海洋局と合同で演習を行うと報じた。「効果的に領土主権と海洋権益を守るため」としているが、尖閣問題で対立する日本への示威行動であることは明らか。米華字サイト・多維新聞が伝えた。
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記事によると、今回の合同演習は「年間計画に基づいたもの」で、海洋監視船や漁業監視船の監視活動を海軍が支援することが目的。その背景として、「これらの監視船が近年、係争海域で他国の船舶に理不尽な追跡や嫌がらせ、悪意のある妨害を受けており、権益保護活動が多くの試練に直面している」と強調している。
日米は11月4日〜16日、合同で離島奪還訓練を実施する計画を発表しており、表向きは「特定の地域を想定していない」としているものの、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を想定していることは明らかで、日米合同訓練
に対する反発もあるとみられる。
演習には艦船11隻と航空機8機が参加する予定。すでに上海や浙江省などの港から演習海域に向けて出航したという。(翻訳・編集/NN)
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