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18日、中国の民間格安航空会社(LCC)、春秋航空が16日に打ち出したばかりの上海−佐賀、上海−高松間の「片道0元」の限定チケットの販売キャンペーンを中止すると発表した。写真は9月、上海浦東国際空港に停機中の春秋航空機。
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2012年10月18日、中国の民間格安航空会社(LCC)、春秋航空が16日に打ち出したばかりの上海−佐賀、上海−高松間の「片道0元」の限定チケットの販売キャンペーンを中止すると発表した。19日付で新華社通信(電子版)が伝えた。
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尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題の影響で落ち込んだ中国−日本便は軒並み搭乗率が激減、多くの航空会社で減便が相次いだ。そんな中、春秋航空は15日に上海−佐賀、上海−高松間の「片道1円」の限定チケットの販売キャンペーンを開始。この時は日本人客の呼び戻しが狙いだったが、「片道1円」チケットの噂を聞きつけた中国人客からの問い合わせが殺到したため、16日に「中国の航空会社史上、最もディスカウントされたチケット」と銘打ち、「片道0元」のキャンペーンも開始した。
ところが、これに対し、中国のネット上で「利益のためなら道義は顧みないのか」「春秋航空にはもう乗らない」など大きな反発が起きた。こうした世論の圧力を受け、同社はわずか2日間で同キャンペーンを中止とした。(翻訳・編集/NN)
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