Record China 2018年10月26日(金) 20時10分
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25日、新浪体育によると、24日に日本で開幕した卓球の新リーグ「Tリーグ」について、ゲストとして会場で観戦した中国の名将・劉国梁監督が「チャンピオンを育てたければやはり中国に来るべき」と述べた。資料写真。
2018年10月25日、新浪体育によると、24日に日本で開幕した卓球の新リーグ「Tリーグ」について、ゲストとして会場で観戦した中国の名将・劉国梁(リウ・グゥオリアン)監督が「チャンピオンを育てたければやはり中国に来るべき」と述べた。
Tリーグは世界一のリーグを目指し、日本選手が五輪で金を獲得できるよう育成することなどを目標に創設された。劉監督は「彼らの卓球への貢献には非常に感服する」と評価した一方で、「チャンピオンを育てるなら、やはり中国に来るべきだと思う」と述べた。Tリーグには、張本智和や水谷隼、平野美宇ら日本の有力選手が参戦しているが、中国のトップ選手は参戦していない。
ただ、Tリーグ開幕を受け、中国では自国リーグの問題点を指摘する声も少なくない。中国中央テレビ(CCTV)のスポーツ記者・李武軍(リー・ウージュン)氏は「日本のTリーグが華々しくスタートしたのに比べ、私たちの卓球リーグはいつもひっそりと始まる」と指摘。「20年余り続くプロリーグだが、中国リーグの運営は満足いくものではない。どのようにリーグの影響力、競争力を高めるか。喫緊の課題になっている」と指摘した。
ファンからは、「中国のリーグはもっとファンを引き付ける必要がある。SNSで情報を提供したり、選手たちにももっと表に出てもらったりして。今はファンが付いてなんぼの時代。サッカーやバレーのように、自分たちの色を打ち出すべき」といった声や、「あらゆるスポーツのプロリーグは、言ってしまえば利益を上げることが目的。中国リーグは選手の実力だけに頼っている。レベルは五輪より上かもしれないが、それだけでは意味がない。空席率を下げ、注目度を上げなければ」といった意見も上がった。
このほか、「問題は、中国リーグが外国人選手を受け入れなくなったこと。この決定には本当にまいる。中国選手だって競争の中でレベルアップしてきたのに。何を怖がっているんだろうな」といった指摘のほか、「日本人のやり方をもってすれば、(世界一のリーグにすることや五輪で金メダルを獲得することは)十分にあり得る。卓球はサッカーよりも単純だから」というコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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