衝突事故で川に転落したバス、計15人が乗車か=2人は遺体で発見、車体の沈没位置も特定―重慶市

Record China    2018年10月30日(火) 18時20分

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重慶市で発生した、対向車と衝突したバスが橋から転落した事故で、バスには運転士1人を含む計15人が乗っていたとみられることが分かった。これまでに2人が遺体で見つかった。バス車体が沈んでいる場所も特定できたという。

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重慶市で28日午前11時ごろに発生した、対向車と衝突したバスが橋から転落した事故で、バスには運転士1人を含む計15人が乗っていたとみられることが分かった。これまでに2人が遺体で見つかった。バス車体が沈んでいる場所も特定できたという。

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中国新聞社が発表した記事などによると、現地政府は29日、初歩的な確認により、川に転落したバスには運転士1人を含む15人が乗っていたとみられると発生した。バスは重慶市万州区にある長江二橋から転落した。

バスが沈んでいるのは長江二橋の上流側28メートルの地点で、水深は71メートル。水深が深く、水温が低いため、捜索は難航している。しかし、引き上げ方式はすでに定めたという。

現地政府によると、バスに乗っていたとみられる人から血液サンプルを提出してもらい、DNA鑑定に備えている。

遺体で発見されたひとりは25歳の女性と分かった。3歳と1歳になる自分の子を連れて姑とともに遊びに出ての帰宅途中だったとみられている。4人は一緒に行動していたと考えられるが、2人の子と姑は見つかっていない。

同事故は当初、乗用車が反対車線の歩道の柵に衝突して停止していたことから、乗用車側が反対車線に進入したとみられていた。しかしその後、乗用車に後続していた車の車載カメラの映像などから、バスが突然に進路を変更し反対車線に入ったと分かった。

乗用車を運転していたのは女性で、当初は身柄を拘束されたが、29日までに釈放された。女性の夫は取材に対して「彼女は無事に帰宅しました。なんの問題もありません」と説明した。事故が発生してから、バス転落事故の責任は女性側にあるとして、インターネットは非難の書き込みで「炎上状態」になった。その後、事故の直接の原因はバス側の車線変更にあることが分かり、インターネットには謝罪の書き込みが相次いだという。

一方で、バス運転士は42歳の男性で、カラオケのアプリを使って、インターネットで歌唱を披露するのが趣味だった。事故発生の前日夜にも歌を披露し、断続的に事故当日の午前5時半ごろまで歌を披露していたことが分かった。

運転士の友人によると、普段は酒を飲まない人物で、勤務終了時に飲むことがある程度だった。ジムに通うなどで健康管理には気を使っていたという。(翻訳・編集/如月隼人

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