新築ビルに大型ガラス壁の使用を制限=広東省の省エネ対策

Record China    2007年3月20日(火) 9時23分

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広東省は今年4月15日以降に新築されるレストランやオフィスビルにガラスカーテンウォールの使用を制限する省エネ規則を公表した。

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2007年3月18日、広東省は今年4月15日以降、同省内で新たに建設されるレストランやオフィスビルにガラスカーテンウォール使用を制限する「公共建築物省エネ設計基準」細則を定め、公表した。細則では、エネルギーの浪費につながるとされる大型ガラスカーテンウォールの使用面積を外壁の7割以下に抑えること、また採光用天窓は透明部分を屋根面積の2割以下にするよう規定し、基準違反の設計には建築許可を下ろさない、と強制力のある規定を盛り込んだ。東と西に向いた窓やガラスカーテンウォールには外廊下、ベランダ、ひさしなどの日よけ対策を施し、ビルの外壁も浅い色で塗装して、日光の反射率を高めること、なども定められている。

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同省の夏は36℃を超す日も多いため、レストランなどではガンガンに冷やすことが一種のサービスとなっているが、この夏からは公共施設内の温度を26度以下にしてはならず、また外気温との差を10度以内に保つことも定められ、「温度差」は味わえなくなりそうだ。

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