外交部、中国が11月の国連安保理輪番議長国に

人民網日本語版    2018年11月1日(木) 17時20分

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中国は11月1日から国連安保理輪番議長国の職務を正式に引き継ぐ。輪番議長国として中国側は安保理が国連憲章の趣旨と原則に基づき、地域の紛争問題の政治的解決プロセスを積極的に推進し、国際平和・安全の維持に重要な役割を果たす後押しをする。外交部(外務省)の陸慷報道官が10月31日発表した。

陸報道官は「現時点で把握しているところでは、安保理は11月に複数の会議を開き、シリア、リビア、イラク、レバノン、中東、ボスニア・ヘルツェゴビナ、サヘル情勢などの問題を審議する。中国側は輪番議長国として、現在の情勢の下での多国間主義と国連の役割の強化、アフリカの平和と安全の問題についても安保理公開会議を開く考えだ」と表明。

「国連安保理は第2次大戦後確立された集団安全保障体制の中核であり、全世界の安全保障ガバナンスの重要なプラットフォームだ。現在、国際平和と安全情勢は複雑な試練に直面している。11月の安保理輪番議長国として、中国は安保理が国連憲章の趣旨と原則に基づき、客観性と公正性を堅持し、団結と協力を保ち、有効な行動を取り、地域の紛争問題の政治的解決プロセスを積極的に推進し、国際平和・安全の維持に重要な役割を果たす後押しをする」と述べた。(編集NA)

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