襲ったイノシシを捕獲しそのまま飼育、当局は申請が必要と指導―陝西省渭南市

Record China    2012年10月26日(金) 15時31分

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25日、陝西省渭南市潼関県馬口村で、数日前に民家に侵入したイノシシが、同民家に飼育されている。物珍しさから村民が見物に来るなど村で話題になっている。

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2012年10月25日、陝西省渭南市潼関県馬口村で、数日前に民家に侵入したイノシシが、同民家に飼育されている。物珍しさから村民が見物に来るなど村で話題になっている。華商報が伝えた。

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イノシシは今月20日夜遅くに民家に侵入。物音に気が付いた女性は家の後ろにある庭の豚舎の前で、黒い豚のような動物を発見した。時間も遅いため、女性はその豚を豚舎に追い込み、朝になってから確かめようと農具のくわを手に取った。しかし逆に豚に襲われ、左足と右腕を負傷。どうにか脱出して助けを呼び、村民5、6人で豚を豚舎に追い込んだ。

その後、黒い豚は野生のイノシシと分かり、女性は足に5針縫う怪我を負ったが、そのままイノシシを飼育し始めた。現地の獣医によると、近年イノシシは増えているが、民家に侵入したのは初めて聞くという。また、民家に侵入した原因については、「秋の収穫が済み、畑に農作物がなくなったために、エサを探しに民家に侵入したのでは」と推測している。現地政府によると、野生のイノシシは保護動物に指定されており、飼育自体は可能だが、関連部署に申請し許可をもらう必要があると指導した。(翻訳・編集/内山)

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