立ち退きで突如金持ちに それでも変わらず公共バスの運転手続ける男性

人民網日本語版    2018年11月2日(金) 21時20分

拡大

浙江省杭州市の公共バス「217路」の運転手・周史進さんは、一昨年、自宅が取り壊しの対象となり、立ち退き料とマンション6戸が支給された。

浙江省杭州市の公共バス「217路」の運転手・周史進さんは、一昨年、自宅が取り壊しの対象となり、立ち退き料とマンション6戸が支給された。こうして突如金持ちになった周さんは同僚たちから冗談交じりに「周千万」と呼ばれるようになったという。周さんは5年間日勤の公共バス運転手を務めていたが、少しでも暮らしが良くなるように2年前、約千元多く稼げる夜勤の勤務に切り替えてもらうよう自ら上司に願い出たのだという。自宅が取り壊され、立ち退き料を手にした後、家族や友人は周さんに楽な仕事に変えてはどうかと勧めたが、彼は変わらず公共バスの運転手を続けている。その理由について周さんは、「これまで警備員やウエイター、銀行などでも働いたことがあったが、公共バスの運転手が一番気に入っている。暮らし向きが良くなったからこそ、今まで以上に頑張って仕事をするべきだと思う」としている。浙江在線が伝えた。(編集TK)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携