ウォン・カーウァイ監督「一代宗師」、12月公開が正式決定!8年がかりで完成―中国

Record China    2012年10月29日(月) 0時17分

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27日、ウォン・カーウァイ監督の最新作「一代宗師」が、事前予告どおりの12月18日に公開決定した。

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2012年10月27日、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の最新作「一代宗師」が、事前予告どおりの12月18日に公開決定した。金羊網が伝えた。

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クランクインから3年がかりで完成にこぎつけた最新作「一代宗師」。カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン葉問)を描いたもの。主演はトニー・レオン(梁朝偉)で、中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)や韓国人女優ソン・へギョ、中国のコメディスターのチャオ・ベンシャン(趙本山)など、多彩な顔ぶれをそろえている。

「2046(04年)」を撮り終えたのち、「一代宗師」に着手したウォン監督だが、準備期間は約5年。09年にクランクインしたが、何度もクランクアップしては再び撮り直すという迷走を続け、いつ完成するのか誰も分からない状態に陥っていた。

今年春ごろ、ウォン監督が代表を務める映画製作会社・澤東電影公司(Jet Tone Film)が、「12月18日」と公開日程を告知。しかし、「いったい、何年の12月なの?」と、メディアは一斉に笑い話のように伝えていた。

その「一代宗師」が、今年12月18日に封切られると正式決定。撮影に時間をかけることで有名なウォン監督だが、中でも「一代宗師」は歴代最長となった。監督の関係者によると、監督がカンフーに関する知識を集め、さらに演者のちょっとした仕草にもそれらしい動きを求めたため、予想を大きく超える時間がかかったという。(翻訳・編集/Mathilda

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