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「世界で最も治安が良い国」と称される日本、小学生のこれも要因―華字紙

Record China    2018年11月6日(火) 17時10分

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3日、華字紙・日本新華僑報に、日本の小学生の放課後をテーマとする寄稿が掲載された。資料写真。

2018年11月3日、華字紙・日本新華僑報に、日本の小学生の放課後をテーマとする寄稿が掲載された。以下はその概要。

教育環境の安全問題は中国社会が注目する話題だ。日本社会に身を置く中国人母の私は、日本の小学校の教育環境に注目している。

私の娘は現在、小学1年生だ。日本の小学校は放課後が始まるのが早く、多くの保護者はその時間に迎えに行くのが難しい。では、どうするのか。実は日本では保護者が送迎する必要がないのだ。中国のように校門の前に保護者やお手伝いさんが集まる光景は日本では見られない。小学1年生が登下校する時はシニア世代の「ボランティア」がサポートしてくれる。こうした社会の力は日本の学校教育と社会による教育の一体化を示すもので、小学生の安全は第一に置かれる。われわれ中国人はよく「安全は泰山より重い」と言うが、ひょっとすると日本人は心の中で「安全は富士山より重い」とつぶやいているのかもしれない。

日本の小学校は一般的に午後2時半か3時に終わる。家に保護者がいない場合や、「そんなに早く帰りたくない」というような場合、彼らは学校の活動室に向かう。活動室では宿題をしてもいいし、隣の運動場でバドミントンなどをして体を動かしてもいい。それぞれが思い思いの過ごし方をするのだ。ここでは先生が見守ってくれる。

日本の小学校は子どもたちの放課後の活動、体力づくりに真面目に取り組んでいる。学校が終わった後とは言え、見守りの目があるから安心できるのだ。子どもたちは小さなうちから安全な環境の中で学び、大人たちの保護を受ける。知らず知らずのうちに安全意識や安全を得ようとする意識が育まれるのだ。日本が「世界で最も治安の良い国の一つ」と称されることは、小学生が受けるこうした安全教育と関係しているはずと私は考えている。(翻訳・編集/野谷

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