鈴木由希 2018年11月7日(水) 12時30分
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認定NPO法人東京都日中友好協会が、東京ウィメンズプラザにて、「東京の中国企業で女性はどのように働いているか」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。写真は筆者提供。
10月27日、認定NPO法人東京都日中友好協会が、東京ウィメンズプラザにて、「東京の中国企業で女性はどのように働いているか」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。
今回の登壇者は、バイドゥ株式会社広報部・岩間千香子氏、中国東方航空東京支店・乙重茜氏、マカオ航空フライトアテンダント・伊藤有美氏、中国大使館・瀧口賀子氏の4人。進行は、東京都日中友好協会青年委員会副委員長の于子豪氏。于氏は、日本企業で働く中国人です。
当日は、大学生をはじめ、中国企業への転職を検討している社会人も多く参加していました。今回のパネルディスカッションのテーマは大きく分けて、「中国企業の文化」、「中国企業での女性の働き方」、「日中友好に向けて」、「中国企業で求められるスキル」の4つのテーマで展開されました。社会人経験も業種もバラバラの4人ですが、ディスカッションを進めていくと、いくつかの共通点が見えてきたので、簡単に5つのポイントにまとめてみました。
(1)スピード感
日本人は「石橋を叩いて渡る」という言葉があるように、目標までさまざまな検討と、何人もの決裁を経て初めて物事が動きますが、中国ではスピード感が命。「とりあえずやってみよう」「A案がダメならB案」と、検討段階でもどんどん話が進み、決裁が下りるスピードも非常に速いです。そのスピード感に付いて行くことが大事。
(2)働き方
中国人の場合は、出産しても子どもの面倒を両親や祖父母が見るのが当たり前。仕事優先になる。また、自分の仕事が終わればさっさと帰ります。
(3)コミュニケーション
仕事上での上下関係はあっても、普段の会話などのコミュニケーションでは上下関係がなく、仕事中も友人同士の会話のような感じです。ニックネームで呼び合い、挨拶も「ハロー」「バイバイ」が当たり前です。
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