Record China 2018年11月7日(水) 11時50分
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6日、鳳凰網の微博アカウント・鳳凰週刊は、商標権をめぐる中国国内の裁判で日本の無印良品に勝訴した中国の「無印良品」を名乗る店舗を、日本のテレビ局が取材した動画を紹介した。写真は中国の無印良品。
2018年11月6日、鳳凰網の微博アカウント・鳳凰週刊は、商標権をめぐる中国国内の裁判で日本の無印良品に勝訴した中国の「無印良品」を名乗る店舗を、日本のテレビ局が取材した動画を紹介した。
記事は、中国で「無印良品」の名を使って雑貨店舗を経営している北京綿田紡績有限公司が先日、日本の無印良品を相手取って起こした商標権侵害に関する裁判に勝訴したと紹介。日本のテレビ局の記者が北京にあるその店舗で実際に買い物したところ、タグやラベルが本物の無印良品とほぼそっくりであることを発見したと伝えている。
動画ではまた、この会社が「無印良品」ブランドとして販売する商品の評判は低く、消費者から品質に関する不満が多発していることや、この会社の担当者が「日本の無印良品がわれわれの後にやってきてパクったのだ」と主張したことが紹介されている。
この動画を見た中国のネットユーザーは「この担当者、恥ずかしすぎるだろう」「悪貨が良貨を駆逐する、だな。『無良印品』に改名したほうがいい」「これは恥ずかしい!商標権がこんなふうに保護されてしまうなんて、本当に吐きそうな感覚」「裁判を起こさなければ、誰もこんな店があるのを知らなかった」「裁判に勝ったって、あなたたちの商品の質は彼らには及ばない」などの批判的なコメントを次々と寄せている。
また、「中国の国際的なイメージを破壊する」「トランプ大統領が、中国の知財権保護について怒るのも理解できるわ」という、国際的な視点からの非難も見られた。一方で、あるユーザーは「中国でのブランド横取りは恥知らずと呼ばれ、外国が中国のブランドを奪うとビジネス頭脳と呼ばれる」といった感想も残している。(翻訳・編集/川尻)
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