Record China 2012年11月2日(金) 7時20分
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10月30日、米国の中国系住民の中には、中国語を拒絶し、中国語で話しかけられるとかえって不快に感じる人もいるという。写真はニューヨークのチャイナタウン。
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2012年10月30日、米華字紙・世界日報によると、米国で中国語が堪能な人材が渇望されていることから、中国語を学ぶ人が増えているが、中国系住民の中には中国語を拒絶し、中国語で話しかけられるとかえって不快に感じる人もいるという。
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中国本土から渡米し、帰化申請をしている女性は「中国語で話しかけると怒り出す中国系米国人もいる。ばかにされているように感じるみたい」と話す。言葉もおぼつかないし名前からも移民であることは明らかなのに「自分は東南アジアの華僑だ」と言い、英語では話が通じにくいからと中国語で話しかけると「中国語で話しかけるな、ばかにしてんのか!」と怒り出して、かたくなに英語で話そうとするのだという。
ある人は「NとLの音を区別しない中国南部出身の同僚が英語しか使わないが、これが余りに聞き取りにくくて困る」と話す。また、米国に住んで何年もたっていないのに「中国語が不慣れになった」と言い張って英語しか話そうとしない人も。
こうした中国語を拒絶する人たちについて、ある人は「無意識のうちに自分たちの文化に劣等感を抱いているのだ」と指摘するが、中国系住民の中には「中国語ばかり話しているといつまでも英語社会に融け込めず、孤立してしまう可能性もある」「公共の場で周囲には理解できない中国語を話すのは失礼にあたることもある」と、肯定的に見る人もいるという。(翻訳・編集/岡田)
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