Record China 2012年11月2日(金) 14時7分
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2日、尖閣諸島の領有を主張する台湾の退役軍人たちが、熱気球で尖閣諸島に上陸する計画があることがわかった。資料写真。
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2012年11月2日、尖閣諸島の領有を主張する台湾の退役軍人たちが、熱気球で尖閣諸島に上陸する計画があることがわかった。台湾・自由時報の報道を、中国国営・新華社通信が伝えた。
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「天火行動」と名づけられた同プロジェクトは、台湾のグリーンベレーにあたる陸軍航空特戦部隊に所属していた退役軍人8人で構成される。予定では、12月にも台湾北東部の宜蘭県から出発。尖閣諸島までの距離は250キロで、飛行時間3時間ほどで到着すると推算している。現段階では民間から護送を引き受ける船舶を確保しているが、気球の操縦士はまだ見つかっていないという。しかし、空からの上陸は日本の海上保安庁による阻止を免れるとして、メンバーたちは意欲を見せている。実行前にはそれぞれが署名入りの遺書を残していくという気の入れようだ。なお、出発地の宜蘭県は、台湾の主張では、尖閣諸島の属する行政区画である。
プロジェクトの一員である王坤盛(ワン・クンション)氏は尖閣上陸に困難はないとしているが、それには政府による協力が不可欠としている。そして、「尖閣は台湾のもの」と主張しながら具体的行動を伴っていない馬英九(マー・インジウ)総統に対して、ヘリコプターあるいは台湾海岸巡防署の船舶による護送を要求しており、日本側による拘束など、万一の事態の際には支持してほしいとも訴えている。台湾国家安全局はすでにこの動きについて把握しているという。(翻訳・編集/愛玉)
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