胡主席、退任後も中央軍事委員会主席を2年続投か―中国

Record China    2012年11月8日(木) 16時49分

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10月30日、退任する胡錦濤主席が前例に倣って中央軍事委員会主席のポストを今後も2年間は継続することは、党上層部ですでにコンセンサスを得ていると消息筋が語っている。写真は胡主席。

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2012年10月30日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)主席が江沢民(ジアン・ザーミン)前主席の前例に倣って中央軍事委員会主席のポストを今後も2年間は継続することは、党上層部ですでにコンセンサスを得ていると消息筋が語っている。

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胡主席は中国共産党第18回全国代表大会で中国共産党総書記のポストから退き、来年3月には国家主席からも退くが、中央軍事委員会主席のポストは今後も継続するとみられ、その目的は政局の安定を図ることと次期指導者・習近平(シー・ジンピン)氏のサポートにあるという。

胡主席の首席補佐官にあたる国家主席弁公室主任の陳世炬(チェン・シージュー)氏が中央軍事委員会弁公庁主任に就任するとの説が外部に流れており、こうした動きは胡主席が中央軍事委員会主席に留任する前触れとみられている。

なお、中央軍事委員会主席のポストには任期の上限が定められていないことから、江沢民前主席が総書記と国家主席の座から退いた後も軍事委員会主席のポストを2004年まで継続したが、今回の党大会で中央軍事委員会主席の任期を2期までとする規定が明文化される見通しとなっている。(翻訳・編集/岡田)

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