2018年11月11日、「独身の日」を祝うアリババ・グループ（阿里巴巴集団）主催のショッピングフェスティバル「2018天猫双十一晩会」で、多くの出演者のパフォーマンスが口パクだったとネットユーザーが指摘している。新浪が伝えた。

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11月11日の「独身の日」に、電子商取引最大手アリババ・グループでは毎年オンラインショップでセールを開催。その規模は年々拡大し、近年はすでに中国で年間最大の商戦日となっている。セール開催を控えた前日の10日夜、ショッピングフェスティバル「天猫双十一晩会」が上海市のメルセデスアリーナで開催され、国内外から有名アーティストが出演。マライア・キャリーやミランダ・カー、日本からはお笑いタレントの渡辺直美も参加している。

4時間にわたって行われた「天猫双十一晩会」だが、多くの出演者に口パクが見られたと、早速ネット上で話題になっている。この日、歌に挑戦した女優や俳優たちは仕方がないとしても、歌が本業のはずの歌手の中にも口パクがあったとネットユーザーが指摘。韓国の人気グループEXOの華人メンバーで、中国でソロ活動をしているレイ（張芸興/チャン・イーシン）らがやり玉に挙げられている。

なお、このイベントは大手衛星テレビ局のほか、ネットでもライブ配信が行われ2億4000万人以上が視聴。「独身の日」本番となる11日、オンラインショップの売り上げは1時間47分で1000億元（1兆6360億円）を突破。昨年より7時間も早い過去最高記録を樹立している。（翻訳・編集/Mathilda）