中国人観光客がアフリカ大陸を変える―米メディア

Record China    2018年11月15日(木) 8時20分

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12日、環球時報は、米eTurboNewsが掲載した「431万人の中国人観光客がアフリカ諸国に恩恵」との文章を取り上げた。写真は南アフリカ・ヨハネスブルグ。

2018年11月12日、環球時報は、米eTurboNewsが掲載した「431万人の中国人観光客がアフリカ諸国に恩恵」との文章を取り上げた。以下はその概要。

ビザ政策の緩和やアフリカの文化、歴史、観光スポットに対する関心、中国人観光客を引き付ける措置のもと、中国人の海外旅行に占めるアフリカ大陸のウェートが増している。中国は世界一の旅行消費大国。アフリカも必ず中国の旅行ブームの恩恵を受けるはずだ。

経済の力強い発展に伴い、中国の中間層は20年に4億人に達すると見込まれている。今年末、中国からの海外旅行者数は前年比6.3%増の1億5400万人に上るとの予測もある。最も印象的なのはアフリカを訪れる人が全体の2.8%を占めるとみられる点だ。これは431万人の中国人観光客がアフリカに利益の大きい旅行関連のバリューチェーンをもたらすことを意味する。

中国人のアフリカに対する関心の高まりは、アフリカ諸国の観光戦略の転換、中国政府のサポートと関係がある。アフリカの多くの国は中国人観光客の重要性に気付き、相次いでビザ緩和策を打ち出した。こうした措置は中国人を次々と呼び寄せ、現地経済を潤す消費活動も増えた。現在、中国人に最も人気なのはモロッコ、南アフリカ、マダガスカル、ナミビアだ。ザンビア、ジンバブエも中国人観光客を増やしている。

消費の趨勢は資本の自由な移動を代表する。アフリカ大陸が中国がもたらす市場をうまく利用すれば、現地旅行業はGDPの構成や雇用機会創出などの分野でアフリカを大きく変えることになるだろう。(翻訳・編集/野谷

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