杭州と黄山結ぶ杭黄鉄道のテスト運行開始 全線開通まで秒読み

人民網日本語版    2018年11月13日(火) 21時30分

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中国鉄路上海局集団有限公司によると、杭州と黄山を結ぶ杭黄鉄道のテスト運行が11日より始まった。これにより全線開通は秒読みの段階に入った。

中国鉄路上海局集団有限公司によると、杭州と黄山を結ぶ杭黄鉄道のテスト運行が11日より始まった。これにより全線開通は秒読みの段階に入った。新華社が報じた。

杭黄鉄路は、東の浙江省杭州市と、西の安徽省黄山市を結ぶ全長265キロの路線。9駅が設置され、うち、富陽駅、桐廬駅、建徳駅、千島湖駅、三陽駅の5駅は新たに設置された。その他、杭州南駅は既存の駅で、績溪北駅と歙県北駅、黄山北駅は安徽省合肥市と福建省福州市を結ぶ合福高速鉄道と共同で利用することになり、その設計速度は250キロとなっている。

杭黄鉄道は2014年6月に一部の区間の工事が始まり、同年9月に全線の工事が始まった。そして、17年3月に、レール敷設作業が始まり、18年7月に、静的テストを実施し、同年9月に、アライメント測定・調整が行われ、今年年末までに開通する条件が整う見込みだ。

アライメント測定・調整の結果、各測定項目の指標が関連の基準、要求を満たし、牽引電力システム、通信システム、信号システムなどの機能、性能も設計通りで、関連の基準、要求を満たしていることが確認された。

今回のテスト運行では、正式に運行する時と同じ高速列車車両が採用され、そのプロセス、速度、時間などの情報を収集し、ソフトウェアで処理した後、関連のパラメーターの指標を算出し、ダイヤの制定やスケジューリング・指揮の調整などの根拠とされることになっている。

杭黄鉄道が開通すれば、山や川によって隔てられていた浙江省の西部と安徽省の南部がつながり、浙江省西部には高速鉄道がないという歴史にピリオドが打たれる。そして、合福、滬杭、杭甬、寧杭などの高速鉄道網が相次いでつながることになり、杭州市から黄山のアクセスが非常に便利になる。(編集KN)

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