Record China 2018年11月15日(木) 12時0分
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10日、韓国・スポーツ京郷は「『韓国がシャインマスカットを盗んだ』という日本の主張、事実か?」との見出しで、シャインマスカットをめぐる論争の実態を報じた。資料写真。
2018年11月10日、韓国・スポーツ京郷は「『韓国がシャインマスカットを盗んだ』という日本の主張、事実か?」との見出しで、シャインマスカットをめぐる論争の実態を報じた。
記事ではまず、日本メディアが前日に「日本の研究機関が30年にわたり開発したシャインマスカットが、韓国で『国内産』として販売されている」と報じたことを伝えている。
問題のシャインマスカットは、日本から渡ってきた品種。1988年に日本で開発された高級マスカットで、2006年に日本で正式に品種登録されて以降、韓国でも本格的な生産が始まった。ブドウが特産品の韓国中部・金泉(キムチョン)市のキム・ジェギョン農畜産課長は「日本でシャインマスカットが開発された当時、品種登録を韓国でしなかったことが日本の残念なところかもしれない」と話している。開発当時、日本の農研機構は輸出を想定していなかったため、海外での品種登録を行わなかったという。海外での果物の品種登録は国内での登録から6年以内に行わなければならないが、申請期限を過ぎてしまったというのだ。
そのため、韓国でシャインマスカットを栽培するのは違法ではない。金泉市では「シャインマスカット栽培技術マニュアル」を製作し、輸出戦略品目として集中的に育成しているという。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは「韓国が勝手に持ってきて別の名前で売ってるわけでもないし、シャインマスカットが日本の品種ということは世界中が知ってる。何が『盗んだ』だ。韓国で栽培したんだから当然『韓国産』」「盗んだことは盗んだけど、法的に制止する方法がないから仕方ない」「いやいや、日本は過去にブドウよりもっと大きい物を盗んだじゃん」など、さまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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