Record China 2019年5月13日(月) 19時0分
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13日、韓国・アジア経済によると、「フランス軍により救出された韓国国民の顔や名前が全世界に公開されたのに対し、一緒に救出された米国国民の顔や名前は公開されなかった」とし、「現地公館がないために生じた問題だとの指摘が出ている」と伝えた。写真はパリ。
2019年5月13日、韓国・アジア経済によると、「フランス軍により救出された韓国国民の顔や名前が全世界に公開されたのに対し、一緒に救出された米国国民の顔や名前は公開されなかった」とし、「現地公館がないために生じた問題だとの指摘が出ている」と伝えた。
記事によると、フランス軍は10日、当局の「旅行自制」勧告を無視して旅行中にアフリカ西部ブルキナファソで人質となっていたフランス人男性2人と米国人女性1人、韓国人女性1人を救出した。その後、フランスに到着したフランス人男性2人と韓国人女性の姿が世界のメディアに露出したが、米国人女性の姿は見られなかった。
その理由は、今回救出された米国人女性は米当局の要請により別途の帰国手続きを踏んでいるため。米国は現地の公館を通じて自国民の引き渡しを受け、自ら状況確認を行った後、帰国などの手続きを取る考えという。そのため女性の姿や名前は現在まで公開されていない。
一方、韓国人女性はブルキナファソからパリに到着する間に何度もメディアのカメラに映し出された。記事は「ブルキナファソには韓国の公館がないため外交部はフランスから情報を得なければならず、積極的な対応ができなかったものとみられる。政府がフランスの方ばかり見ている間に女性の名前がフランスメディアにより公開されてしまった」と説明している。
これに、韓国のネットユーザーからは政府に対して「公館が多いから国民が良い待遇を受けられるわけじゃない。どうせ韓国の公館は仕事をしないじゃないか」「韓国大使館が自国民を保護しないことは小学生でも知っているよ」「問題は顔が公開されたことではなく、フランスまで行かせたこと。まるで韓国には政府がいないかのようだ。空港に政府関係者が迎えに行き、フランス政府関係者にお礼を言って別のルートで引き渡しを受け、保護するべきだった」など批判的な声が多数上がっている。
一方で「勧告を無視して旅行し、たくさんの人に迷惑をかけ、罪のないフランス軍人が亡くなった。顔が公開されても仕方ない」「世界に顔が公開されれば二度と外国に行きたいなんて考えなくなるだろう。それに政府は彼女の出国を永遠に禁止するべき」と主張する声や、「フランス人も公開されている。米国が特別なだけ」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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