欧州の巡礼路に広がる「アンチコリア」、その実態に韓国ネットがっかり「中国人を悪く言う資格ない」

Record China    2018年11月15日(木) 10時50分

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14日、韓国・中央日報は、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへと続くポルトガルの巡礼路で、韓国人旅行者の行動が悪評を呼び「アンチコリア」の空気が生まれていると伝えた。写真はポルトガルのサンタレンにあるポルタスドソル展望台。

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2018年11月14日、韓国・中央日報は、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへと続くポルトガルの巡礼路で、韓国人旅行者の行動が悪評を呼び「アンチコリア」の空気が生まれていると伝えた。

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記事は、会社社長で著作家のパク・ジェヒさんによる徒歩聖地巡礼の旅行記を紹介。パクさんはポルトガルの都市、サンタレンを訪れた際に知り合った巡礼者の男性から「韓国人は知っておいた方がいいと思う」と打ち明けられたという。

男性は、「20人以上の韓国人の団体がアルベルゲ(巡礼者用の宿泊施設。無料または格安で利用できる)を利用し、他の巡礼者を気に留めず、キッチンを長時間にわたり独占していた。翌日も、宿泊者たちで分け合うことになっている卵とじゃがいもを大量にゆで、焼酎と思われるパック入りの酒を飲み、夜は消灯時間が過ぎても遅くまで騒いでいた。静かにしてほしいと何度も声を掛けなければならなかった」などと話した。その後、この団体を避けて行動した男性は、別の韓国人団体に遭遇したが、やはり数十人でアルベルゲに宿泊しており、キッチンを独占。夕食の時間帯ずっとサムギョプサルを焼いており、においが施設内に充満していたという。

男性は「韓国人が嫌いになり、聖地巡礼を途中でやめて帰ろうかと思ったほどだ」「巡礼路にアンチコリアの空気が高まっている」と話し、その日以来、韓国人が利用する施設を調べ、避けるようにしていることを明かしたという。

パクさんは、「巡礼路は欧州で最も人気のある旅行地で、2017年に30万人以上が訪れたが、一般の観光地とは異なるもの」と説明。「多くの巡礼者は1人で歩いて旅し、他の巡礼者と出会い、共感し、気遣い合うもので、数十人の団体で移動する巡礼者がいるなど、想像もできなかった」としている。パクさん自身も団体巡礼者を見かけたことはあるが、アルベルゲで会ったことはないといい、「旅行会社を介して訪れている米国人などはホテルに宿泊している」と指摘する。こうした韓国人団体観光客の目撃談は、この男性以外にも、複数の巡礼者から聞かされたという。

これに対し、韓国のネットユーザーからは「巡礼路の旅は自分探しのためにするものなのに、まったくみっともない」「日本、シンガポール、パリの地下鉄でも韓国人のおじさん、おばさんが騒いでいる。本当に恥ずかしい…」「巡礼路の旅に行く計画を立てている友人がいるが、近所の山に登るくらいの感覚でいるよ」「国の恥。パスポートを取り上げて」「団体ツアーだからこうなる。ツアー商品の販売をやめるべき」など、批判の声が多く寄せられている。中でも、「中国人を悪く言えない。海外で非常識なことをする韓国人は多い」というように、「中国人に文句を言う資格がない」との意見が多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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