Record China 2012年11月7日(水) 15時21分
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6日(=現地時間)、米国の次期大統領選でバラク・オバマ候補が再選を確実にした。大統領選の行方を注意深く見守っていた中国の一般国民からも、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトを通じてさまざまな意見が聞かれている。写真は中国版ツイッターから。
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2012年11月6日(=現地時間、以下同)、米国の次期大統領選でバラク・オバマ候補が再選を確実にした。同日夜に開票がはじまった米大統領選。民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事との接戦は、現職大統領が制したことになる。
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各州に割り当てられた選挙人538人の過半数、270人が当選ライン。事前の世論調査では、全米における両候補者の支持率はきっ抗しており、オバマ候補がオハイオなど中西部や南部の接戦州を制したことが鍵となった。
大統領選の行方を注意深く見守っていた中国の一般国民からも、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトを通じてさまざまな意見が聞かれた。最も目立つ投稿内容は、米国民主政治の象徴とも呼べるこの大統領選挙そのものに対して、憧れを表した声だ。中国では時を同じくして、今月8日より開催される中国共産党第18回全国代表大会(十八大)で新たな国家指導者が決定する。しかし、それは国民による選挙で選出されるものではない。以下、代表的なコメント。
「アメリカの大統領選って、まるで盛大なパーティーのよう。われわれがこんな“パーティー”を開く権利を持つことができるのは、いつのことになるかな」
「米国大統領選、台湾総統選、そして中国共産党大会」(※自国の指導者だけが選挙で選ばれないことを皮肉ってのコメント)
「アメリカの大統領選って、ほんとうに全国民が参加するものなんだね」
「アメリカでは何十億ドルというお金を使って、次の4年間のリーダーが誰になるのかをやっと知ることができる。いっぽうの中国ではいくらの費用も使わずに、しかも何年も前から、将来の国家指導者が誰になるのか、誰でも知っている。中国人民はほんとうに幸せだ!」(※もちろんこれも皮肉の意味がこもっている)
また、中国出身の米国在住者によるものと思われる以下のような投稿も見られた。ケニア出身の父親を持つ移民2世のオバマ氏と、自身の境遇を重ね合わせたのだろうか。
「この大統領選に参加することができ、われわれ“新移民(=まだ移住歴の浅い華人)”は涙を流している。生まれて初めて、真の選挙というものに参加したから。オバマさんも涙を流していた。彼のキャリアこそ伝説だ」
なお、オバマ氏による経済政策や通貨政策、対中政策などを懸念し、ロムニー氏敗退を残念とするコメントも見られた。また、「不況の時代には民主党が勝つのが常」と分析した投稿や、「優秀な妻を持つことが、大仕事を成し遂げる男性にとっては重大な要素だ」とミシェル夫人の功績を称える声、「米国の大統領選はつまり、“地球村”の村長を決める選挙に等しい」とする声も聞かれた。(翻訳・編集/愛玉)
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