アン・リー監督が凱旋PR!「ライフ・オブ・パイ」、主演少年は3000人の中の逸材―台湾

Record China    2012年11月8日(木) 18時37分

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7日、アン・リー監督の最新作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の発表会が台北市で行われ、主演俳優スラジュ・シャルマらが出席した。

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2012年11月7日、アン・リー(李安)監督の最新作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の発表会が台北市で行われ、主演俳優スラジュ・シャルマらが出席した。中央社が伝えた。

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「ブロークバック・マウンテン(05年)」や「ラスト、コーション(07年)」などで知られる台湾出身のアン・リー監督。最新作の「ライフ・オブ・パイ」はベストセラーとなった英小説「パイの物語」を映像化したもの。インドの少年パイが家族と一緒に船でカナダに渡る途中に遭難し、ベンガルトラなどの動物たちと227日間の漂流生活を送るというストーリーだ。

7日、リー監督がスラジュ・シャルマを連れて台湾へ凱旋帰国し、記者発表会に登場した。3000人の中から主演に抜擢されたシャルマは、映画の約7割にあたる部分を9カ月かけて台湾で撮影したため、すっかり中国語が上達していた。あいさつや簡単な受け答えを中国語で行い、取材陣も舌を巻いた。

撮影を通じて、「自分の一部は台湾人になった」と話すシャルマ。自身が映画の主演に抜擢されるとは夢にも思っておらず、貴重な人生経験だったという。またリー監督について、「どんなに有名になっても、しっかりした考えを持ち、地に足をつけて生きるということを学んだ」と話していた。

シャルマについて、監督は「天才型の俳優」と絶賛している。また、興味深いエピソードも披露した。彼がオーディションに合格した時、彼の祖母と母がインド式の土下座のようなあいさつをしたのに驚いたという。「主演に選んだだけで、弟子にするわけじゃない」と、あわてて彼女らに説明したことを明かしている。

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」は今月21日、まず台湾で封切られ、翌日から北米や中国などで順次公開される。(翻訳・編集/Mathilda

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