「通勤の邪魔になっては…」、遠慮して地下鉄に乗らず待っていた出稼ぎ労働者に中国ネットから称賛の声

Record China    2018年11月17日(土) 7時0分

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15日、人民網はサラリーマンの通勤の邪魔にならないよう遠慮して地下鉄に乗らず待っていた出稼ぎ労働者について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーから称賛の声が多く寄せられた。資料写真。

2018年11月15日、人民網はサラリーマンの通勤の邪魔にならないよう40分も地下鉄に乗らず待っていた農民工と呼ばれる出稼ぎ労働者について紹介する記事を掲載した。

記事は、「14日、武漢市の地下鉄4号線で、1人の出稼ぎ労働者が大小多くの荷物を持って地下鉄に乗り、漢口駅へ行こうとしていた。しかし、列車の時間まで余裕があり、荷物が多いため地下鉄に乗ると通勤で急ぐサラリーマンの邪魔になるのではないかと考え、ホームで40分ほど待っていた」と紹介。その様子を撮影した動画も掲載している。

これに対し、中国のネットユーザーから「人は見かけによらない」「こういう光景を見ると泣けてくる」「みんながこういう素養を身につければ社会は平和なのに」「民度と身分は関係がないな」など、称賛するコメントが多く寄せられた。

しかし、「身分?どんな身分だ?われわれはみんな普通の人だろ」「『民度と身分は関係ない』と言っている人は、その言葉の中に農民工は身分が卑しいという意味合いを込めている」という指摘もあった。

そのためか、「これは民度ではなく『善良』というのだ」「他人の立場になって物事を考えられる人は善良だと思う」「人の身になって考えるいい人だ」という意見もあった。(翻訳・編集/山中)

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