有害ナトリウムで着色、「染色キグチ」に注意喚起―江蘇省連雲港市

Record China    2007年3月22日(木) 12時21分

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2007年3月19日、江蘇省連雲港市工商局職員が、市内の魚市場を調査。「染色キグチ420kg」を押収した。鮮度の落ちたキグチは、悪質業者によって黄色く染色され流通している。染色剤は人体に害をもたらすナトリウム粉が使われており、政府は注意を促している。

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2007年3月19日、江蘇省連雲港市工商局の職員が、市内の連雲、新浦などの魚市場に出向き、突撃調査を開始した。これは「染色キグチ」が流通する現状をくい止めるために実施されたもので、職員は「染色キグチ420kg」を発見、その場で押収した。

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通常、新鮮なキグチは黄色で、時間の経過とともに白く変色していく。そのため、悪質な魚類販売業者の手によって、白くなったキグチが黄色に染色されるのだ。今回押収した「染色キグチ」の検査により、使用されていた黄色の着色剤は、工業用ナトリウム粉ということが判明。検査係員は「政府はナトリウム粉の着色剤使用を明確に禁止している」と話し、ナトリウム粉を口にすると、人体に悪質な害をもたらすと説明する。現在地方政府は、「キグチを買う時には、着色されていないか十分確認するように」と市民に厳重注意を促しているとのことだ。(編集・饒波貴子)

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