穏やかな天候が一転、突風が吹き荒れ砂嵐発生―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

2007年3月19日午後12時52分、新疆ウイグル自治区ウルムチ市では、強風の中街を歩く市民たちの姿があった。この日のウルムチ市の天気予報は、最高気温15℃で最低気温2℃、風力は3級（風速3．4〜5．4m/秒）で微風という予報だった。だが前日までの穏やかな天候が一転、予報ははずれ、午前のうちに強い突風が吹き荒れて砂嵐が発生する現象が起こった。

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気象局の報告によると、この日ウルムチ市の平均風力は6級（風速10．8〜13．8m/秒）まで達し、瞬間風速は32．6m/秒で、最大風力11級（風速28．5〜32．6m/秒）を記録、暴風となった。一部地域では砂嵐現象が見られ、可視度はわずか50〜100m、警報を発令したとのことだった。（編集・饒波貴子）