オリンピックバブルがはじけた後は?−経済学者が展望を語る

Record China    2007年3月22日(木) 13時2分

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中国の著名な経済学者、歴以寧(リー・イーニン)教授は、オリンピックバブルがはじけた後の経済の展望を語った。

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オリンピックは開催国にとって大きなビジネスチャンスではあるが、「オリンピックバブル」がはじけた後に来る経済の衰退をどう食い止めるか?関係者にとっては切実な問題だ。

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中国の著名な経済学者、歴以寧(リー・イーニン)教授は、五輪後経済の展望について次のように述べた。

1)競技場建設や交通インフラの整備にかかわった企業はすぐに他の土地から仕事を受注できるだろう。 2)金融や情報サービス業の人材は閉幕後も社会全体で人手不足が続くので、実務経験を生かす場があるだろう。 3)旅行業、ホテル、飲食業などは一時的に人余りとなるが、今後も北京が観光地として人気を維持し、長期的落ち込みはないだろう。 4)一番問題なのは体育館や競技場で、維持管理に一定の人員が必要だが、利用率低下は免れない。大規模な大会の誘致を考えることが重要である。

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