2018年11月19日、新浪体育は、フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズロシア大会の女子シングルで3位に入った韓国のイム・ウンスについて、「キム・ヨナの後継者」と報じた。

同大会、イムは16日のショートプログラムで57．76点の6位と出遅れるも、17日のフリーでパーソナルベストの127．91点をたたき出し、トータル185．67点で3位に浮上。シニア転向後初の表彰台となる銅メダルを獲得した。韓国選手がグランプリシリーズでメダルを獲得するのは、韓国選手としてはキム・ヨナが2009年に獲得して以来となる。

イムは15歳で、今シーズンよりシニアに転向した。ジュニア時代の2016～17シーズンにはグランプリシリーズで銅メダル、17～18シーズンには銀メダルを獲得している。

17日のフリーでイムは「シカゴ」の音楽に合わせて滑り、3回転ルッツと3回転トウループのコンビネーションを成功させると、続く3回転トウループと3回転サルコウも成功。途中の3回転フリップをミスして出来栄え点（GOE）がマイナス点になるも、見事な演技を見せた。

イムは試合後「ショートプログラムの出来にはガッカリしたが、フリーで挽回しようとトライした。有意義な成績で終われてうれしい」と語ったという。（翻訳・編集/川尻）