Record China 2019年6月13日(木) 13時50分
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12日、韓国・聯合ニュースは、日韓関係が悪化の一途をたどる中、韓国人の日本に対する好感度が上がった一方、日本人の韓国に対する好感度は下がったという調査結果が発表されたと伝えた。写真は日本の人々。
2019年6月12日、韓国・聯合ニュースは、日韓関係が悪化の一途をたどる中、韓国人の日本に対する好感度が上がった一方、日本人の韓国に対する好感度は下がったという調査結果が発表されたと伝えた。
日本のNPO法人「言論NPO」と韓国の民間シンクタンク「東アジア研究院(EAI)」が同日発表した調査結果によると、日本に対する印象が「良い」と答えた韓国人は31.7%で、昨年(28.3%)より3.4ポイント上昇した。一方、韓国に対する印象が「良い」と答えた日本人は20.0%で、昨年(22.9%)より2.9ポイント下落した。
同調査が始まった2013年からの変化を見ても、韓国人の日本に対する好感度は12.2%から6年で19.5ポイント上昇したのに対し、日本人の韓国に対する好感度は31.1%から11.1ポイント下落したという。
韓国人が日本に対して良い印象を持つ理由としては「親切で誠実な日本の国民性(69.7%)」が最も多く挙げられた。一方、マイナスの印象を持つ理由としては「韓国を侵奪した歴史を反省しない(76.1%)」が最も多かった。
日本人が韓国に対して良い印象を持つ理由は「韓国の魅力的な食文化とショッピング(52.5%)」が最も多く、マイナスの印象を持つ理由は「歴史問題などで日本を批判し続ける(52.1%)」が最も多かったという。
「日韓関係を回復させる努力が必要か」との問いには、韓国人の70.8%が「はい」と答えた一方、日本人は40.2%で相対的に少なかった。これについてEAIは「韓国が相対的に日韓関係改善により強い意志を示している。逆方向に進む韓国と日本の現状が改めて確認できた」としているという。
今回の調査は、日本では先月18日~今月2日に1000人を対象に、韓国では先月15日~27日に1008人を対象に行われた。
これに対し韓国のネットユーザーからは「韓国の親日派を対象に調査したの?」「日本に対する好感度だけが上がるなんてあり得ない」「この結果は信じられないな」「嫌韓デモをして嫌韓本が売れる国に好感は持てない」などの声が上がり、結果に納得できない様子だった。
また、日本に対し「日本人が韓国に反感を持つのは歴史教育をちゃんと受けていないから」「日本は政府が嫌韓感情を利用している。そんな状態では韓国への好感度が上がるわけない」「韓国が日本に歴史への反省を求めるのは当然のこと。罪を犯したら謝罪し、許しを請うべきではないの?」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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