故宮オリジナルのパジャマ大人気 クラウドファンディングで280万元

人民網日本語版    2018年11月22日(木) 19時50分

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文化系番組で故宮の三階が「福台」、二階が「禄台」、一階が「寿台」と呼ばれる三層からなる京劇用の舞台「暢音閣」が紹介されたほか、中央美術学院の学生らと共同で作成した「暢音閣」の文化的要素を盛り込んだ文化クリエイティブグッズのパジャマを発表した。

今月9日から毎週金曜日に中国で放送されている文化系番組「上新了・故宮」。16日の放送では、故宮の三階が「福台」、二階が「禄台」、一階が「寿台」と呼ばれる三層からなる京劇用の舞台「暢音閣」が紹介されたほか、中央美術学院の学生らと共同で作成した「暢音閣」の文化的要素を盛り込んだ文化クリエイティブグッズのパジャマを発表した。このパジャマは発表されると、すぐに大きな話題となり、ネットユーザーらが、「このパジャマを自宅で着ていると、『皇室』の気分を味わえる」と書き込んだほか、「この番組はとてもおもしろい。故宮が好きな人は毎週見るといい。番組では普段は一般公開されていない場所も見ることができ、どこも驚くほど美しい」と称賛するメッセージを寄せている。北京晩報が報じた。

「幸福」で「めでたい」をテーマに、乾隆帝の時代の京劇衣装にインスピレーションを得て、縁起の良い暢音閣の天花模様や巻草紋の木彫りの神獣などの要素が盛り込まれたこのパジャマは、赤と黒、深緑の3カラーとなっている。通販サイト・淘宝網を見ると、このパジャマの予約・クラウドファンディング企画が既に始まっており、わずか数日間で、約5510人から280万元(約4550万円)以上の資金が集まっている。

故宮博物院の単霽翔・院長は、「若者にも故宮に来てもらうために、当院はいろんな取り組みをしている。例えば、SNSスタンプ製作コンテストやアニメコンテストなど、若者をターゲットにした参加型オンラインイベントがある。また、『上新了·故宮』も、この分野の新たなチャレンジで、その効果も既に出ている。近年、故宮は『若者』が注目する故宮文化を重視し、歴史ある紫禁城をめぐる新しいコンテンツを毎日のように打ち出している」と説明した。(編集KN)

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